今日は、コーヒーに最もよく合う、
チョコレートのティスティング方法をご紹介します☆
①視覚
最初に、チョコレートをよく見ることから始めてください。
その艶や輝き、そして色を観察してください。
色はミルキーベージュからピュアなマホガニー、
深いダークブラウンまで、多岐にわたっています。
使用されているカカオ豆の種類によって異なりますので、
産地や品種などが異なるチョコレートが数種類あると違いがよくわかります。
②嗅覚
次に、チョコレートを嗅いでください。
深く息を吸って、心と体をそのアロマで満たしてください。
③聴覚
チョコレートを指で細かく割って、その音を聞いてください。
温度管理が重要で、適温で保存されているとパリッとよい音をたてます。
④味覚
最初にチョコレートを少しかじってみることから始めましょう。
それを舌の上で溶かして、最初の風味と香り、さらにその一貫性を味わってください。
舌をやさしく上あごにすべらせると、チョコレートの温度が
ゆっくりと上昇し、その結果、チョコレートの風味と香りが昇華します。
チョコレートの香りはカカオバターの中に含まれているため、
口に含みチョコレートが溶けることで感じられます。
その香りが解き放たれる瞬間に、鼻からやさしく息をだし、
そしてしっかりと吸い込んで、フローラル、フルーティー、
スパイシーといった多彩で香りを体験してください。
口笛を吹くように息を吐いてから、口の中に空気を吸い込むと、
舌と上あごの動作によってチョコレートから引き出された香りは
まとめて鼻の方へと上っていきます。
少し時間をとって、舌に注意を集中させて、さまざまな風味を感じ、味わってください。
まずは酸味、そして少し長めに待ってみると、苦味を体験できるかもしれません。
もう一度チョコレートを口に含み、テイスティングしてみましょう。
今度は、鼻に注意を集中させて、香りを感じとっていきます。
ワインと同じく、最初に感じられるのは
もっとも揮発性の高い香り(ファーストノート)です。
これらの香りは瞬間的で、すぐに消え去ってしまう
花やフルーツの香りを感じ取っていただけます。
その次に現れる香りは、ボディノートとして知られています。
基本的にローストアーモンド、トーストしたパンの耳、
スパイスミックスなどといった温かみのあるアロマです。
もう少しじっくりとテイスティング体験を続けると
ラストノートとして、余韻として長く感じられる
チョコレートの香りを堪能することができます。
多くは、ウッディやローストしたカカオニブ、麦芽のような香りなどが特徴です。
是非一度、五感を刺激し、テイスティングの旅をお愉しみください
参考文献
http://www.valrhona.co.jp/
まとめ:チョコレートの世界はコーヒーの世界同様、奥が深い
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